【都道府県シリーズ】中国地方を舞台とした小説3選!Vol.02

 

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皆様こんにちは。ここ1ヶ月、仕事が多忙を極めて小説を1ページも読んでおらず、こんな奴が何をオススメしてるんだという思いもありますが、転がり始めた石は止まらないので都道府県シリーズだけでも完結させたいところです。

 

そういえば、麒麟の川島さんとかまいたちの山内さんが看板やっている「マンガ沼」を観ました。めちゃくちゃおもしろいですね。特に板垣さん回は前のめりで観ました。笑

最近マンガ紹介していないので、またやりたいです。

 

 

前置きはこの程度にしておき、今回は中国地方第2弾ということで山口県鳥取県島根県を舞台とした小説を紹介します。

 

↓過去の都道府県シリーズ(抜粋)

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1.熱球(山口県

新潮文庫 著:重松清

 高校時代、ある事件のために甲子園行きを逃した主人公。20年後、妻の海外留学と母の死をきっかけに仕事を辞め小学5年の娘を連れ帰郷することで話が展開します。主人公は高校時代の友人との再会を通して、当時の苦い思い出に改めて向き合うとともに、地元や友達から逃げ出した自分とも向き合います。

話の随所に印象的な言葉が散りばめられており、重松節をしっかりと感じ取ることができる作品です。

ちなみに、作品中に出てくる周防市は存在しない都市ですが、周南市あたりがベースとなっており、周防市というのも平成の大合併の中で実際に候補として挙がっていたようです。

 

2.赤朽葉家の伝説鳥取県

(創元推理文庫 著:桜庭一樹)

鳥取の旧家「赤朽葉家」に嫁いだ女性、その子、孫と三世代に渡り描かれた年代記。時代とともに盛衰する旧家を通して描かれる戦後の日本史として大変面白く、第一部は赤朽葉家に嫁いだ未来視のできる万葉が中心、第二部では暴走族になった毛毬の物語になり、第三部では未来を模索する若者の瞳子が母の謎を解くことで物語がクライマックスに。主人公格がどれも魅力的で素晴らしく、本当に惹き込まれる一冊です。

 

3.出雲神々の殺人(島根県

(角川文庫 著:西村京太郎)

分かりやすく、島根県が舞台!そして西村京太郎氏ということであんまり書くことないです。「神が人を殺した」という怪文書とともに女性を狙った連続殺人が都内で発生します。神ってワードが出てくるので出雲と繋がってくるのは何となく想像できますが、詳しくは読んでみてください。

 

 

今回はここまで!

進捗は39/47都道府県となりました。残り8...!終わりが見えてきました。

 

これを書いている今日は12/17深夜。もうすぐ今年も終わり。

個人的になかなか怒涛の1年でした。そしてこの怒涛が終わる気配が無いのが恐ろしい。次はいつ更新できるかなー。

 

 

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てんらい