こんにちは。てんらいです。
お久しぶりです。アクセス数を確認してみると、想像以上に多くの方にご覧いただいているようです。本当にありがとうございます。
今回は久しぶりに都道府県シリーズです。関東6県を舞台とした小説を集めました。
↓過去の都道府県シリーズ
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1.江ノ島西浦写真館(神奈川)
ビブリア古書堂シリーズで有名な三上延さんの小説で、写真をテーマとしたミステリー。どこか漂うビブリア感と世界観が素敵です。
2.みかづき(千葉)
塾を舞台とした 昭和30年代から現在に至る親子3代の物語。塾を通して教育を描いた小説で、戦後の日本の教育の実像を感じることが出来ます。時代により教育の方針が変われば、塾の在り方も変わっていく。教育って完成していないんだなあと考えさせられます。本当にクオリティの高い小説です。
3.ある町の高い煙突(茨城)
(文春文庫 著:新田次郎)
日立市のシンボルである大煙突の歴史小説。煙害対策として大煙突が作られるまでを、ヒューマンドラマ色強めに丁寧に描かれています。読み進めるうちに胸が熱くなる小説。
4.草津逃避行(群馬)
(徳間書店 著:西村京太郎)
十津川警部シリーズです。十津川警部宛に届いた一通の手紙。差出人は井岡という女性で、手紙には草津温泉で十津川と恋人のように過ごした思い出が綴られていたが、彼には身に覚えがない。しかしながら、井岡の死体で発見されて話が展開していきます。
5.盤上の向日葵(埼玉)
(中公文庫 著:柚月裕子)
埋められていた遺体と名工が作った将棋の駒。駒の出どころを特定する捜査と、それとは別に、東大卒のエリート棋士として脚光を浴びるとある棋士の話。どの世界も似たようなものかもしれませんが、将棋の世界も同じで誰もがスーパースターになれるわけではなく、この小説においても裏の世界を垣間見ることができます。2018年に本屋大賞2位になりました。
6.檸檬のころ(栃木)
とある田舎の高校を舞台にした連作短編集です。
何気ない高校の日常が繊細な表現で描かれており、懐かしくて温かくて、少し眩しいです。
ちなみにこちらの小説は映画にもなっており、栃木で撮影されています。
今回はここまで。
進捗は24/47都道府県となりました。折返し地点です。
2021年中に制覇したいです。
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てんらい