【都道府県シリーズ】東京を舞台とした小説5選

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こんにちは。てんらいです。

都道府県シリーズ。今回は東京を舞台とした小説です。

 

東京が舞台となると小説の数もかなり多いですね。(さらに東京が舞台である必要がない内容の小説も多い・・・)

 

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1.キャロリング

 (幻冬舎文庫 著:有川浩

クリスマスに倒産予定の子ども服メーカーの社員と、併設された学童に通う小学生の少年。両親の離婚を止めたい少年の願いを叶えるため、別居中の父親を尋ねることになります。

DVやヤクザなどの要素が出てくるものの、登場人物が皆魅力的で温かい。でも少し切ない。

 

 

 

2.アキハバラ@DEEP

(文春文庫 著:石田衣良

社会不適合者の烙印を押されてしまったオタクたちが、自分たちで開発した検索エンジンを奪った大企業に立ち向かう話。ストーリーは明快で、起承転結も分かりやすい。

 

 

 

3.東京ホロウアウト

 (東京創元社 著:福田和代)

東京オリンピック開催直前に新聞社に届いたテロ予告。そして、起こる配送トラックを狙った予告通りの事件。さらに、線路の破壊や高速道路のトンネル火災など、あちこちで交通が分断され、食料品は届かず、ゴミは回収されないまま溜まり続け、多くの観光客がひしめく東京は陸の孤島に陥ります。この危機から東京を救うため、物流のプロである長距離トラックドライバーたちが、経験と知恵を武器に立ち上がる話です。

テーマは割と面白く、発売時期も東京オリンピック開催前を狙ったものですが、東京オリンピック自体も延期されてしまい、不運だと言わざるを得ません。

 

 

 

4.東京クライシス

祥伝社 著:安生正)

 竜巻により変電所がダウンし、23区を含む停電が発生。交通機関は麻痺をして帰宅困難者が街に溢れてしまいました。さらには、上流域の豪雨により荒川が決壊する恐れも加わり、東京は危機的状況に陥ります。

そんな中でも、保身に走ることや場当たり的な対応しかできない内閣や関連組織に対し、一人の内閣府防災担当の官僚が立ち上がり、事態の処理に挑む話。

実際に似たような災害は起きていますし、ただのフィクションでは片付けられない内容でした。こういう官僚が実際にいたらいいなあと強く思いました。

 

 

 

5.東京タワーが消えるまで

 (徳間文庫 著:森沢明夫) 

ライブハウスで見つけた才能を世に出すために、レコード会社を立ち上げた女社長の話。話に随所に、元気を貰えるメッセージが詰まっており、温かい作品に仕上がっています。

 

 

 

 

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てんらい