【四国4県】四国を舞台とした小説4選

 

f:id:chrocan:20200809213805p:plain

 

こんにちは。てんらいです。

都道府県シリーズということで前回は“東北を舞台とした小説”を集めました。

今回は第2弾ということで“四国を舞台とした小説”です。

前回同様、題名横のカッコ内に、舞台となった都道府県を示しています。

 

↓前回の記事

comprehensive-lifehack.hatenablog.jp

 

 

 

 

1.夏のくじら(高知)

(文春文庫 著:大崎梢

高知のよさこいをテーマにした小説。

都会から高知に引っ越してきた大学生の篤史 が、従兄弟に誘われて地元のよさこい祭りに参加することに。

よさこいがどのような祭りなのかよく伝わってきますし、まるでその場にいるような熱気を感じられる作品です。かなりおすすめ。

 

 

 

2.入らずの森(愛媛)

祥伝社文庫 著:宇佐美まこと)

平家伝説が残る愛媛の過疎地の奥にある“不入森“。ジャンルは田舎SFホラー小説といったところ。序盤は無関係そうに見える数人のエピソードが続くのでやや冗長に感じられてしまいますが、後半にかけての盛り上がりや伏線回収は見事ですし、森と“森に巣食う何か“の表現は上手いなと思いました。

 

 

 

3.吉野北高校図書委員会(徳島)

 (角川文庫 著:山本渚)

図書委員の高校生の日常と恋愛を描いた小説。

図書委員という限定されたコミュニティで展開される物語は、なんとなく懐かしく、リアリティがありますね。

徳島が舞台なので、登場人物は徳島弁です。良き。

 

 

 

 

4.青春デンデケデケデケ(香川)

河出文庫 著:芦原すなお

香川県の田舎町の高校生4人組がロックバンドを始めるお話。

1960年代半ばの時代設定ですが、4人の少年が魅せる青春物語は時代を超えて読者を楽しませてくれます。私も高校生の時に、仲間を集めてバンドをやっていたので、共感しっぱなしでした。バイトをして楽器を買い、仲間と泊まりがけで合宿なんて、まさに青春。

 

 映画にもなっています。

 

 

 

 

小説の記事一覧はこちら

comprehensive-lifehack.hatenablog.jp

 

 

てんらい