こんにちは。てんらいです。
仕事をしている方にも、これから何かしらの仕事を始める方にもおすすめ出来る“お仕事系小説”を3冊チョイスしました。第3弾です。
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1.お家さん(上、下)
大正から昭和はじめ、当時日本一の年商でその名を世界に知らしめた鈴木商店。その鈴木商店のトップに君臨する“お家さん”と呼ばれた女性に焦点を当てた小説です。
日清日露戦争の時代を駆け抜けた登場人物がいきいきと描かれていますし、当時の日本による台湾の統治や、神戸の街もしっかりと描かれています。
ドラマにもなりました。
2.ボクの町
交番勤務の警察官、所謂おまわりさんが主人公の小説。あまりみないタイプですかね。
主人公の警察官になった理由や、その言動を含めた型破りな感じが警察官の主人公としてはあまり無いタイプだな、と。(そもそも、これでは警察学校卒業出来ないという意味で、いないタイプかもしれない)乃南さんの描く主人公って感じがします。
3.総選挙ホテル
(角川文庫 著:桂望実)
最近、売り上げが落ち込んでいる中堅ホテルに社長としてやってきた変わり者の社会心理学者・元山が提案したのは、“従業員総選挙”。落選すれば解雇もやむなしという崖っぷちの投票制度です。
こんな制度でホテルは復活出来るのか?というストーリーも気になりますし、自負している良さと他人から見た良さは違うということや、“好き”と“向いている”は違うよなーと、お仕事をしている人なら何かしら考えさせられるところがあります。
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てんらい