【完全版】文楽の世界に触れる小説、エッセイ4選!

 

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こんにちは。てんらいです。

 

今回は文楽をテーマとした小説、エッセイを集めました。

 

人形浄瑠璃文楽は、日本を代表する伝統芸能の一つで、太夫・三味線・人形が一体となった総合芸術です。”

(公益財団法人文楽協会より引用 https://bunraku.or.jp/about/index.html )

 

私自身、文楽に精通しているわけではなく、むしろ1度しか観たことがない完全素人ですが、興味本位で手に取った文楽の小説がとても面白かったので、今回のまとめに至りました。

 

 

 

 

1.仏果を得ず

双葉文庫 著:三浦しをん

 

馴染みの無い世界で、楽しめるのか?と若干不安に思いつつ読み始めましたが杞憂でした。魅力的な登場人物に囲まれた世界観にぐいぐい惹き込まれますし、義太夫として成長する主人公を通して、文楽の世界を垣間見ることが出来ます。

 文楽に精通していない私でも最後は鳥肌が立ちました。このあたりは三浦さんの手腕なのかな、といったところ。

 

 

2.あやつられ文楽鑑賞

双葉文庫 著:三浦しをん

 

文楽エッセイです。三浦さんの文楽愛に溢れています。

江戸時代に書かれた文楽へのツッコミも面白いですし、三浦さんの説明や解釈も、無知の私には勉強になりました。

 

 

3.渦 妹背山婦女庭訓 魂結び

文藝春秋 著:大島真寿美

 

第161回直木賞受賞作品です。

浄瑠璃の世界に魅せられた近松半二の生涯を描いています。当時の浄瑠璃の興行や道頓堀の賑わいなども伝わってきます。

 

 

4.赤川次郎文楽入門

小学館文庫 著:赤川次郎

 

赤川さんって文楽がお好きだったんだな、という驚き。

そして、結構辛口です。

 

 

 

 文楽の解説本はそこそこの数がある印象ですが、小説となると途端に数が減る印象です。今回紹介しているのが私の知る限りなので、もし他に存在しているのであれば是非ともご教示いただきたいです。

 

 いきなり解説本に手を出すのはハードルが高いと思いますが、小説であればまずはエンターテインメントとして楽しめるのでオススメです。

 

 

 

小説の記事一覧はこちら

comprehensive-lifehack.hatenablog.jp

 

 

てんらい