こんにちは。てんらいです。
今回から新シリーズとして「令和を生き抜く社会人1年目のサバイバルガイド」を始めます。
●なぜ始めようと思ったのか?
令和2年の今、新型コロナウイルスが世界に蔓延し、私たちは生き方そのものを変えざるを得ない状況に陥りました。それはビジネスの世界も同様で、マクロな視点で見れば産業構造そのものに、ミクロな視点で見れば在宅ワークやweb会議の普及といった個人の働き方にまで影響が及んでいます。
例に漏れず、私自身もこれまで培ってきた技術や仕事のやり方を改めて見つめ直すこととなり、頭の整理も兼ねて「文字で残しておきたい」との考えに至った次第です。
働き方は多種多様。これが万人に受け入れられるものだとは思っていません。それでも誰かの働き方のヒントになるかもしれない、という半ば希望的な思いを胸に文字を綴っていきたいと思います。
●なぜ社会人1年目なのか?
社会人1年目をターゲットにしたいというよりも「新米社会人が読んでも分かるレベルまで自分の思考を整理し言語化すること」を目標感にしたいと思っています。きっとそれくらいで丁度いいのではないでしょうか。
●お前は誰なのか?
私の簡単なプロフィールです。(興味ないでしょうけど、一応ね・・・)
●今日のテーマ「自分のみを守るのは自分だけ」
それでは今回は「自分の身を守るのは自分だけ」という言葉についてお話したいと思います。
「いきなり物騒な・・・」と思われるかもしれませんが、結構大事なことなんですよね。仕事をしていると「自分のキャパシティ」と「業務量」のバランスを保つことの重要性に気が付くことになると思います。
キャパシティというのは、目には見えない器のようなものをイメージしてください。その器は人によって大きさや形は様々です。そして,業務量を「器に注がれる水のようなもの」だとすれば、自分の器から水が溢れないように日々勤めていくことが「バランスを保つ」ことになりますね。
では、器から水が零れ出すような場合はどうなるのでしょうか?
これを分かりやすい表現に言い換えると、自分が処理出来ない量の仕事を抱えた場合ということになるわけですが、この状況に対する個人の反応については色んなパターンがあるでしょう。
ここで個人的な話を少しします。
私が社会人2年目だった頃、元々激務だった職場ということに加え、かなりの仕事量を任されていた私は、朝から夜遅くまで働き続けていました。ただし、まだまだ2年目。力の抜きどころも分からず、終いにはこっそりと休日も出社しては仕事をこなすようになっていました。
そんな生活が数ヶ月続いたある日、仕事に関するイケていないミスを犯していたことに気がついた私は、気がつくと職場で涙が止まらなくなってしまいました。かなり怖い状況ですね。笑 どんだけ追い込まれたんだろうと。そして今考えると、別に私は悪くない。
後にも先にもこんなことは無く、健全に仕事をしておりますが、当時は完全に「器から水が溢れ続ける状態」だったと思います。
そして、例えばこの時に精神障害を発症してしまったとしたら、完全には元の自分には戻れません。
自分のスキルや能力を伸ばすためには当然負荷をかけることが必要です。しかしながら、そのバランス(自分がどこまで耐えられるのか?)ということは他人には分かりませんし、自分ですら自分自身を注意深く観察しなければ分からないと思います。(特に忙殺されている時など・・・)
というわけで、社会というサバイバルで生き抜くためには、自分の身を守ることが出来るのは自分だけだという意識を持つことをおすすめします。健やかに生きることが最も大切ですので。
今回はここまで。ありがとうございました。
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てんらい